店長ブログ BLOG
Just Like A Boy
長渕剛にずっとついて行こう。そう決めたあの日からもう30年になる。
あの時、剛の唄がなかったら、剛の声がなかったら、僕はもういなかったかもしれない。
1995年12月6日の高松市総合体育館。高校1年だった僕が生まれて初めて行ったLIVE。
「LIVE ’95 ACOUSTIC ROAD Just Like A Boy」長渕剛の復活LIVE
開演前のとてつもない熱気。何度も繰り返される剛コール。センターステージにはたくさんのギターとヴィンテージのピアノと大きなアンプ。
予定の開演時間を過ぎてもまだ始まらない。本当に剛は来てくれるのか?剛に会いたい。剛の生のギターと唄に会いたい。
剛を呼び込むように、これでもかと剛コールが鳴り響く。
会場が暗転し、歓喜と悲鳴が混じり合い会場が本当に揺れた。
ライトアップされ、颯爽と剛がセンターステージに駆け上がった。
全身が震えた。泣きながら僕は「ツヨシーっ」と叫んだ。
心配させ、落胆させ、待たせてしまったファンに向かって、剛は四方に頭を下げた。
「元気ーっ?俺は元気だぞー!いやぁ、ホント、会いたかった。ぼちぼち始めていくからね、今日は懐かしい曲も歌うからね。知ってる曲があったら一緒に歌おうね!」
ピアノの椅子に剛が座り、1曲目の「HOLD YOUR LAST CHANCE」でライブが始まった。
「交差点」「夏祭り」「人間」「素顔」「激愛」「LICENSE」「STAY DREAM」「12色のクレパス」「ひざまくら」「ガンジス」「愛してるのに」「いつかの少年」「俺らの家まで」「東京青春朝焼物語」「家族」・・・。
まさに至極のセットリスト。
ずっと剛と生きていこう。僕はそう決意して、東京の私立大学に進学した。
東京の私立大学に行くことにしたのは、勉強するためではなく、できるだけ多く剛のLIVEに行くためだった。
さっそく僕は剛のファンクラブに入り、都内のすべてのLIVEに行った。
僕はいつも1人で剛のLIVEに向かった。でも会場に入るといつもあの時の僕と再会している気がしていた。剛の唄と声に出会い、生きようと決意したあの時の僕と一緒に歌っていた。土砂降りの雨の中、カッパを着込んでHONDAのスクーターで日本武道館に向かったこともあった。苦労して会場に行ったら何かいいことが起こるかもしれないなんて期待しながら。
3年ぶりの香川公演。前回と同じレクザムホール。ファンクラブの先行販売で無事にチケットを入手した。
ローソンでチケットを発券して車の中で1人、両手を合わせて祈りながらゆっくり目を開けて座席を確認した。
9列目だった。過去一の至近距離。神様、ありがとう!本気で叫びそうになった。発券してから毎日、チケットが無くなっていないか確認するのがルーティンになった。
いよいよ明後日。僕は剛に会いに行く。そしてあの時の僕と再会するだろう。未来の僕を睨みつけながら、絶対に変わるな、今の俺を忘れるなと涙を堪えて言っている。
何も変わっちゃいないよ。ホントだよ。ずっと忘れてないから。明後日、久しぶりに君に会いに行くからね。大好きな剛の曲をまた一緒に歌おうよ。
