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2026 / 05 / 12  02:33

Forever Young

FOEVER YOUNG

シンボルタワー店の2年目のゴールデンウィークが終わった。

連日、目一杯手打ちをした。肩はパンパン、疲労のピークは途中でとっくに超えて、ここで打ち台で倒れたら幸せな職人人生だったななんて本気で考えたりもしたが、今年もなんとか乗り切った。100点の日なんて絶対にないけど、1時間以上待ってくださるお客様に、1杯たりとも手を抜いてませんと言える仕事をしようと本気でずっとやってきた。

「常に真剣勝負、絶対に手を抜かない、自分の持てる全てを込める」ことを社長の背中から学んだ。もり家の看板を掲げるということは、そんな社長の代わりに打ち台に立つということだと常に自分自身に問いかけている。

スタッフのみんなも本当に輝いていた。みんながそれぞれの持ち場でリーダーとして頑張ってくれて誇らしかった。お客様の笑顔が何よりもそれを証明してくれている。

シンボルタワー店のスタッフの多くは20歳前後の学生で、みんな素直で一生懸命で、学生時代の僕と違って真面目に学校で勉強している。仕事に対する意識も高く、周りに自慢したくなるようなスタッフしかいない。何よりみんなキラキラと輝いている。卒業して社会に出ていった子たちも、みんな逞しくなっている。

ゴールデンウィークが終わったことをやっと認識できた日、キラキラしたその姿を写真に撮りたくなった。

まだ何者でもなかったあなたが、初めてのアルバイトでもり家と出会い、不安しかない中でも一歩踏み出して少しずつ成長していき、気がついたらキラキラと輝いていたあの日。

そんな姿を僕は最前列で見ることができた。いつか思い出したようにこの写真を見てほしい。これは未来のあなたへ書いた手紙になるかもしれない。

 

 

2026 / 04 / 28  15:09

5月の営業カレンダー

5月の営業カレンダー

店長の村井です。5月はこちらのカレンダー通り営業させていただきます。

ゴールデンウィーク中の5月3日〜6日は頑張って通し営業させていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。

2026 / 04 / 20  12:32

ショート動画作りました!

ショート動画作りました!

店長の村井です。久しぶりにYouTubeのショート動画をアップしました!

2026 / 04 / 16  22:32

香川県産アスパラ「さぬきのめざめ」

香川県産アスパラ「さぬきのめざめ」

店長の村井です。本日より香川県産アスパラ「さぬきのめざめ」の天ぷら販売開始です!

坂出市のアスパラ農家「is good」の吉田さんが育てたみずみずしいアスパラです。

2L〜3Lサイズの大きなアスパラなので食べ応え十分!ぜひご賞味ください!

2026 / 04 / 12  00:34

世界のヒエウ君

世界のヒエウ君

店長の村井です。

あるテレビ局からヒエウ君の取材をしたいというご依頼を受けて2日間に渡り撮影が行われました。

ベトナム国内向けに放送されるコンテンツで、ヒエウ君のインタビューを中心に構成されるとのこと。

ヒエウ君はやっぱり持っている。数えきれないほどいる職人の中で密着取材のオファーをもらえるのはごくわずか。18年頑張っても私にはそんなオファーはありません笑。

ヒエウ君を育てた先輩として僕もインタビューを受けました。話しているうちに気持ちよくなってしまい、脇役なのに2時間近く喋ってしまいました。

こういう時は用意していた言葉や考え抜いて絞り出した言葉よりも、パッと思いつきで喋ったことが意外と本質をついているかもしれません。

「職人の最後の仕事は自分の後継者を育てることじゃないですかね」

「お客様の目の前で手打ちをしている僕たち職人は演者でもある」

「絶対に教えられないものがあります。それはスター性です」

「最後は運。持っているかどうか」

「彼と出会えた僕も、僕に出会えた彼も、幸運だと思います」

「どんなに素晴らしい才能を持っていても、最高のトレーナーがいないと世界チャンピオンにはなれない」

「飲食店を立ち上げるなんて本来やるべきではない。かなりの確率で失敗しますからね。でも人生1回しかないから僕はやります」

「手打ちだけは簡単にはやらせません。だって僕が何年もかけて築いた城を明け渡すわけですから」

「打つ職人によって変わるのは当然です。体型も人間味も人それぞれですから。その持ち味を活かさないと手打ちする意味ないと思います」

「純粋さには敵わないですね。どれだけうどんに対して純粋に向き合っているか」

「一番価値を感じてもらえるのは、その人だけの人生のストーリー」

 

そしてインタビューの終盤で「ヒエウ君にはベトナム出店までの残りの期間、どう成長して欲しいですか?」という質問があった。

「そうですね。もう職人としては一人前ですからね。技術的なもので教えることはもうないです。あとはお店を任せられる存在になって欲しいですね」と答えた。

「あとどれくらいで任せられそうですか?」

「う〜ん、そうですね」

僕は言葉に詰まった。この店をヒエウ君に任せる?

お店を任せられる存在になって欲しいが、お店を任せるとは言っていない。そもそもこのお店を誰かに任せたいのだろうか?

混乱と葛藤のようなものが混ざり合った挙句、ポロッと本音が出た。

「このお店を任せることはないです。このお店を任せられると思った時は、彼がこのお店から出ていく時ですね。もしこのお店を彼に任せるのであれば僕がこのお店を出ていくしかないので。僕と社長がもう一緒に同じ店に立つことがないのと同じように。だから彼はベトナムでお店をやるしかないですね」

インタビューを終えて僕はとても寂しくなった。ずっと一緒に過ごしてきたヒエウ君といつか離れ離れにならなくてはならない。でもヒエウ君は僕の相方だ。代わりはいない。コンビを解消しても新しい相方を探す気になれない。

ヒエウ君がベトナムで一から築きあげた城で手打ちしている姿を目を閉じて思い浮かべてみた。輝いているその姿を見たいと誰よりも願っているのは間違いなく僕だと思う。

ヒエウ君の夢が叶った時、僕はこう自慢するだろう。僕が彼を世界チャンピオンに育てたんだぜ!

ヒエウ君の夢は僕の夢。

「人生とは他者という鏡に自分の姿を映し出すこと」と、ある映画監督が言った。彼に出会えたから今の僕があるし、彼と出会えなかったらこのお店もなかった。

幸せとは出会いそのものだと思う。 

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